キウイの「収穫時期」「流通して店頭に出回る時期」「食べ頃」は、それぞれ同じではありません。
国産キウイが店頭に出回るのは主に晩秋から春です。一方、ヘイワードの収穫時期は和歌山県では11月中旬が目安で、収穫後に追熟してから食べ頃を迎えます。
この記事では、「旬」「収穫時期」「食べ頃」の違いを整理しながら、実際にヘイワードを栽培するまーくん家の収穫例と、家庭での追熟・保存方法を紹介します。
| 知りたいこと | 目安 |
|---|---|
| 国産キウイが店頭に出回る時期 | 晩秋~春 |
| 和歌山県のヘイワードの収穫時期 | 11月中旬ごろ |
| 食べ頃 | 収穫後、追熟してから |
目次
キウイの旬はいつ?

国産キウイの旬は、流通する時期を基準にすると晩秋から春が目安です。
JAグループの旬カレンダーでは11月から4月頃、JA全農ふくれんでは国内産ヘイワードが11月から5月頃に出回ると案内されています。
対象となる地域や流通範囲が異なるため、月の幅には違いがあります。
ひとつの期間に決めつけず、**「国産キウイは晩秋から春にかけて楽しみやすい」**と捉えると分かりやすいでしょう。
参考:
JAグループ「キウイフルーツ」
JA全農ふくれん「福岡キウイ」
キウイは、畑で収穫された後に貯蔵や追熟を経て出荷されます。
そのため、畑での収穫時期と、店頭で見かける旬には時間のずれがあります。
ヘイワードの一般的な収穫時期
和歌山県では、主力品種であるヘイワードの収穫時期は11月中旬が目安です。
収穫後に貯蔵・追熟され、1月から4月上旬に出荷されると案内されています。
ただし、収穫時期は地域やその年の条件によって変わります。
11月中旬という時期は和歌山県での一般的な目安として考え、全国どこでも同じ日に収穫されるものではない点に注意しましょう。
まーくん家の2025年の収穫例と収穫前の確認
収穫前のヘイワードの様子(まーくん家・2026年8月末)
ここからは、一般的な時期ではなく、実際にヘイワードを栽培しているまーくん家の例を紹介します。
まーくん家で栽培しているキウイは、ヘイワードです。
2025年は11月に収穫しました。
収穫時期はその年の条件によって変わるため、ここで紹介するのは2025年の収穫例です。
現在のまーくん家では、年ごとの収穫を始める前に、キウイを数個サンプルとして出荷先へ提出しています。
出荷先で計測された糖度の結果をもとに収穫開始日が決まり、その日以降に収穫を始める流れです。
収穫と食べ頃は同じではない

キウイは、収穫した直後が食べ頃とは限りません。
一般的に、収穫後の追熟によって果実がやわらかくなり、食べやすい状態へ近づきます。
農研機構は、収穫後に果実の熟度が進むことを「追熟」と説明しています。
緑肉系のヘイワードは、収穫後の追熟を必要とする果物です。
参考:
農研機構「Fruit & Tea Times No.15」
農林水産省 中国四国農政局「キウイフルーツ」
まーくん家が2025年に収穫したヘイワードも、収穫時には硬い状態でした。
畑で果実を採る時期と、おいしく食べられる時期が別であることをイメージしやすい農園での一例です。
まーくん家では、収穫したキウイを紀ノ川農協指定の冷蔵施設へ出荷し、施設側で保存・追熟・選果されます。
畑での収穫、出荷、食べ頃は、それぞれ別の段階として考えると分かりやすくなります。
一般的な追熟・食べ頃・保存

買ったキウイが硬かったら?
硬いキウイは、直射日光を避け、20~25℃程度の場所で追熟させる方法が基本です。
早めに追熟させたいときは、リンゴやバナナなどと一緒に袋へ入れる方法も紹介されています。
追熟にかかる期間は、果実の状態や置かれた環境によって変わります。
固定した日数で判断せず、香りや果実全体の弾力を確認しながら待ちましょう。
食べ頃はどう見分ける?
キウイらしい香りがあり、果実全体にほどよい弾力が出てきたら、食べ頃の目安です。
一部分だけを強く押すのではなく、果実全体の状態をやさしく確かめます。
食べ頃になったキウイは、乾燥を防いで冷蔵します。
まだ硬く、すぐに追熟させたくない場合も、乾燥を防いで低温で保存します。
参考:
農研機構「Fruit & Tea Times No.15」
JA全農ふくれん「福岡キウイ」
まとめ

国産キウイは主に晩秋から春に出回り、和歌山県のヘイワードは11月中旬が収穫の目安です。
ただし、収穫した時点がそのまま食べ頃ではなく、追熟を経て食べ頃を迎えます。
まーくん家でも、収穫前のサンプル確認を経て収穫開始日が決まります。
2025年に収穫したヘイワードも、収穫時にはまだ硬い状態でした。
買ったキウイが硬いときは、適切に追熟させ、香りと果実全体の弾力を目安に食べ頃を確認してみてください。


