
2月の果樹農家は、収穫シーズンとは違った忙しさがあります。
それが「冬の剪定作業」です。
きただ農園まーくん家でも、2月は柿の剪定作業が中心となりました。
冬の間に枝を整理し、樹の形を整えることで、秋の収穫や果実の品質が大きく変わってきます。
また、柿畑への堆肥散布など、来シーズンに向けた土づくりも進めました。
今回は、そんな2026年2月の柿畑での作業の様子を作業日誌としてまとめていきます。
目次
2月前半は柿の剪定作業からスタート

借り受けた柿畑(刀根早生)の剪定
2月1日から6日にかけて、2カ所目の柿畑の剪定作業を行いました。
この畑の品種は 刀根早生(とねわせ) です。
この柿畑は去年から借り受けた畑で、以前から管理されていた木ということもあり、樹高が高く作業がしにくい状態でした。
柿の木は放っておくとどんどん高くなり、収穫や管理が難しくなります。そのため、この畑では
・樹高を少しずつ下げる
・枝数を整理する
・作業しやすい樹形を作る
といった点を意識して剪定を行いました。
ただし、一度に大きく樹形を変えると木に負担がかかるため、数年かけて徐々に樹高を下げていく剪定を心がけています。
別の柿畑の剪定作業へ

中谷早生と平核無柿の剪定
2月7日は作業時間が中途半端だったため、行き来しやすい別の柿畑へ移動しました。
この畑には
・中谷早生
・平核無柿
の2品種が植えられています。
まずは 中谷早生の剪定から作業を開始しました。
同じ柿でも品種によって枝の伸び方や樹勢が違うため、剪定のやり方も少し変わります。枝の混み具合や翌年の結果枝を見ながら、一本一本枝を選びながら剪定を進めていきます。
刀根早生の畑の剪定が終了

複数の畑を回りながら作業
2月10日は、2月6日に作業をしていた柿畑の剪定作業の続きを行いました。
この日で 刀根早生の畑の剪定が終了しました。
冬の剪定は地味な作業に見えるかもしれませんが、
・日当たりを良くする
・枝の配置を整える
・実の付き方を安定させる
といった効果があり、柿づくりにとってとても大切な作業です。
次の柿畑の剪定開始

刀根早生の剪定
2月12日は、新しい柿畑の剪定作業を開始しました。
この畑の品種も 刀根早生 です。
柿畑ごとに木の大きさや枝の混み具合が違うため、まずは全体の樹形を確認しながら作業を進めていきます。
複数の柿畑の剪定が終了

平核無柿の剪定も完了
2月13日は午前中に前日から作業していた柿畑の剪定を進め、この畑の剪定が終了しました。
午後からは、以前途中まで進めていた 平核無柿の畑の剪定作業を再開。
この畑の剪定も、この日で終了しました。
少しずつですが、柿畑の剪定が終わっていくと冬の作業も前進している実感があります。
メインの柿畑の剪定作業

中谷早生の剪定開始
2月14日から16日午前にかけて、メインとなる柿畑の剪定作業を開始しました。
この畑には
・中谷早生
・刀根早生
の2品種が植えられています。
まずは 中谷早生から剪定作業をスタートしました。
メインの畑は本数も多く、2月の剪定作業の中でも一番時間がかかる畑になります。一本一本の木を確認しながら、丁寧に枝を整理していきます。
刀根早生の剪定作業

2月16日午後から19日にかけては、同じメインの柿畑で 刀根早生の剪定作業を進めました。
中谷早生の剪定が終わった後、続けて刀根早生の剪定を開始しました。
柿の品種によって枝の付き方や樹勢が違うため、木の状態を見ながら枝を整理していきます。
柿畑の土づくり|牛糞堆肥の散布
2月21日から22日にかけては、去年から買い受けた柿畑へ牛糞堆肥を散布しました。
堆肥を入れることで
・土壌の有機質を増やす
・微生物の働きを活発にする
・土の団粒構造を良くする
といった効果が期待できます。
果樹栽培では、木を育てるだけでなく土づくりも非常に大切な仕事です。こうした作業が、数年後の木の勢いや果実の品質につながっていきます。
月末は再び柿の剪定作業へ

2月27日は、再び柿の剪定作業を再開しました。
2月はほとんどの時間を柿の剪定作業に費やしましたが、まだすべての畑が終わったわけではありません。
柿の剪定は木の本数も多く時間がかかるため、3月に入っても作業は続きます。
冬の作業が秋の柿づくりを決める

2026年2月は、柿の剪定作業を中心に作業を進めました。
冬の果樹園は静かに見えますが、農家にとっては一年の栽培を左右する大切な時期です。
剪定で枝の配置や日当たりを整え、堆肥で土づくりを進めることで、秋の収穫へ向けた準備が少しずつ整っていきます。
これから春に向けて、施肥や防除などの作業も始まっていきます。
今年も美味しい柿をお届けできるよう、引き続き畑の管理を進めていきたいと思います。

